今回は、ベトナムに転職をされた後のキャリアについてが、テーマです。現地採用されて海外で働いた後、どのようなキャリア形成ができるのか、気になるところですよね?
もちろん、人それぞれ異なります。今回は、実例と共にご紹介します。
【ベトナムでの実績が評価され、駐在員としてご活躍のケース】
新卒で製造業に入社し、主に内勤営業として見積もり作成や輸出入関連業務を担当。もともと海外志向があったものの、駐在の機会がない企業だったので、現地採用としてベトナムの製造業に営業職として転職しました。初めての外勤営業でしたが、これまで製造業で培ってきた知識とコミュニケーション力を発揮し、着実に実績をあげられております。また、実績が評価され、現在は現地採用から日本本社雇用へと変わっており、駐在員としてベトナムに勤務。待遇も大幅にアップしております。役職も、営業スタッフから拠点全体を管理するお立場になっております。
【日本国内でキャリアアップされたケース】
新卒でFMCGを取り扱う商社に営業として勤務。海外営業として出張ベースで東南アジアに行っていたものの、生活の拠点も海外に移したいとお考えで、現地採用としてベトナムのサービス業に転職しました。ベトナムでは初めてのマネジメントなどにも挑戦し、充実したキャリアを築いていたものの、ご家族の事情で日本に帰国。
現在はベトナムでのローカルスタッフのマネジメント経験や英語を使用したビジネス経験を評価され、日本国内で有名メーカーの海外事業部でご活躍されております。
【他国にわたり、ご活躍のケース】
大学在学中より留学を経験するなど、海外志向が強い方で、新卒では専門商社に入社。
その後、よりハードな環境で自分の力を試したいとのお気持ちが芽生え、ベトナムにある製造メーカーに現地採用の営業として勤務。製造業や建設業のお客様を相手に、ハードな営業経験、ローカルスタッフのマネジメントを経験されました。
次のチャレンジとして新しい機会を探している際に、インドネシアのメーカーが営業を募集しているの発見。応募したところ、製造業に対する営業手法や海外勤務経験、マインドセットを評価され、現在は駐在員としてインドネシアでご活躍されております。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
こちらの3名に共通するのは、目的やキャリアビジョンを明確にもって、現地採用として働かれていたことです。これは日本国内での転職、海外での現地採用、駐在員採用での転職どれにも当てはまることです。WEBなどでは、「現地採用は将来の転職に不利になる」といった話が書かれていることがあります。私は決してそんなことはないと考えており、海外で働いているからこそできる経験をしっかりと積むことさえできれば、現地採用からキャリアをしっかり作ることができます。
逆に、バカンスも兼ねて目的もなく現地採用として海外で働いてしまうと、将来のキャリア形成は難しくなってしまうでしょう。
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