【箸】
日本にいる時は常日頃から箸を使用しているのであまり意識したことがなかったですが、海外旅行に行ったりするとスプーンやナイフばかりで箸が恋しくなったりするのは私だけでしょうか?今では日本食や中華、韓国料理など世界で親しまれているのでどこの国でも見つけることはできますが、家庭などで日常的に使用している国って意外と多くないんです!
箸を常用している地域の多くは文化的に中国の影響を受けている国が多いと思います。ベトナムもその一つです。ただ同じ箸と言っても少し日本とは違う部分があります。
たとえば形状でいうと日本の箸は多くが片方の端が細くなってますよね?でも、中国やベトナムで見かける箸は太さが端から端までほとんど変わらないものが多いです。
おそらく食べ物の違いからそれぞれの食文化に合った形になったのではないでしょうか?
(詳しい方は教えていただけると幸いです。)
【漢字】
日本や中国では言葉として使われていて、日常的に当たり前に目にする漢字ですが、実はベトナムでも目にする機会があります。お寺はその代表的な場所で、下の写真のように感じで色々と書かれています。
ベトナムの多くの古文書や歴史的な記録は漢字を用いた漢文でかかれています。ただ、現在はローマ字に発音記号が記載されているチュ・クオック・グー(Chữ Quốc Ngữ)を使っているので漢字の内容を理解できる方は学習者などに限られます。ベトナム語と中国語には非常に近い言葉も残っており、花を表す言葉がホア(Hoa)だったり、海に関連した言葉を表す時にハイ(Hai)が使われます。また、言葉を用いたものでいうと書道文化も中国、日本と同じですね。
【文化行事】
日本、中国、ベトナムで共通する文化行事として中秋やお盆があげられます。ただ、ベトナムと中国は旧暦を重用しているためより近い習慣が残っているように感じます。日本で正月は1月1日からですが、ベトナムと中国では旧正月を祝います。旧正月は年によってことなるのですが、だいたい例年1月末~2月中旬ごろになります。旧正月には子供にラッキーマネーを渡す文化があります。日本のお年玉そっくりですね!
また、日本と同様にお盆もあります。旧暦の7月は鬼月と呼ばれ、霊界の門が開いて亡くなった人の魂が戻ってくるのだとか。また、この時期にはやってはいけないことが決められており、一例として夜に洗濯物を干すというものがあるようです。これは夜に外に服を干すと服に幽霊が取り付いてしまうからなのだとか、不思議ですね!
その他にもホーチミン5区には中国からの華僑の方が多く住んでおり、中国ルーツの食べ物や習慣が残っているなど、中国とベトナムの共通点は色々あるのですが、今日はここまでとさせて頂きます!
みなさん、いかがでしたでしょうか?
日本と近い文化を持つ国と考えると少し身近に感じませんか?
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